産後ダイエットの話 ~産後太りの原因編~

産後ダイエット(その2)

前回は妊娠中の注意点についてお話ししましたが、今回は産後太りのお話です。赤ちゃんを産んだママは「産後ダイエット」という言葉を嫌でも耳にするでしょう。このように言われるのは、産後のママの身体は油断するとすぐ太ってしまう状態にあるからです。なぜ、産後のママの身体は太りやすいのか?その原因と、産後太りの対策についてまとめてみました。

産後のママの身体は脂肪が付きやすい

産後太りってなに?

そもそも産後太りの原因とは何でしょうか。産後すぐは妊娠中に蓄えられた水分の多い「流動性脂肪」がお腹周りや体のあちこちについています。また、赤ちゃんを産むために開いた骨盤が歪んだ状態になっています。これらをそのまま放置していると、産後太り街道まっしぐらになるのです…。加えて、産後は授乳の影響もあり食欲が増すので、食べ過ぎにも注意しましょう。

産後ダイエットはいつからしてOK?

一般的に産後6ヶ月ごろまではホルモンの影響もあり、体重を戻しやすいと言われています。しかし、出産による傷が癒えてないうちは激しい運動は厳禁です!というか、しばらくは痛みが治まらないので無理な運動はできないのです…。それを考慮し多くのママは産後1~2ヶ月頃から産後ダイエットを意識するようですよ。

脂肪が付きやすい分、消費カロリーも多い

授乳中のママはいつもより消費カロリーが高い

成人女性が1日に消費量するカロリーは個人差もありますがだいたい1,800~2,200kcalと言われています。ちなみに妊婦さんは一般成人女性の+350kcal前後、授乳中のママは+650kcal前後のカロリーが消費されると言われています。

なぜ授乳中のママは通常時より消費カロリーが多いのでしょうか。ママの身体は母乳を作るために1日平均して600~800kcalを消費しており、運動に換算してみると縄跳び40分、水泳60分、ウォーキング2時間と同じ消費量になります。毎日これほどのカロリーが赤ちゃんに吸収されていくので、授乳中のママすぐにお腹が減って喉も渇き、通常よりも自然と食べる量が増えていくのです。私も異常なくらいの自分の食欲に驚いていました…。

しかし、いくらカロリーが消費されているからといって授乳中に暴飲暴食を続けてしまうと、授乳が終わった後も食べ過ぎる習慣が抜けずに太り続けてしまったなんてことにも…。産後ダイエットを始めるのであれば、まず食べ過ぎ注意がお約束です!

産後太りの対策

以下で、産後太りを解消するための産後ダイエットの具体的な方法についてまとめます。ダイエット方法にはいろいろなものがありますが、ここでは、自宅で誰でもできるオーソドックスな方法を紹介したいと思います。

自宅でできる産後ダイエット

流動性脂肪を定着させないために、適度な運動をする

赤ちゃんのお世話ついでに、身体を動かしましょう。一緒にお散歩するだけでも軽い運動になります。流動性脂肪は定着するとなかなか落とせません。どうしても身体を動かす気にならない…という方は、寝てる時にストレッチなどを行う「寝るだけダイエット」や「酵素ドリンクを飲む」など、身体に負担がかからないダイエット法がおすすめです。ちなみに抱っこのしすぎは腱鞘炎を招くので気をつけてくださいね。

骨盤ベルトである程度歪みは戻せる

産後1~2ヶ月ごろまでは骨盤の歪みを直すために骨盤ベルトをしましょう。合わせて骨盤エクササイズを行うママもいるようです。この時期を逃すとなかなか歪みが治らないので…夏場は腰回りがムレるので、骨盤ベルトをつける場合にはあせもに注意してください。

食べ過ぎない

とくにカロリーが高いものは脂肪になりやすいので注意しましょう。アイスクリームや生クリームを使ったお菓子を控えたり、揚げものを食べたいときは野菜と一緒にバランス良く食べると、乳腺炎の心配も減りますよ。清涼飲料水は甘さのに対して砂糖の量が多いるため、あまり飲まないことをおすすめします。菓子パンは小さいわりに1個あたりのカロリーが高いので、もし食べたくなったらカロリーが消費されやすい朝に食べるようにしましょう。

産後ダイエットで特に注意したい点

ダイエット食品には気をつけて

とはいえ、夜泣きをする赤ちゃんのおかげで普段から充分な睡眠が取れないママ。イライラして食べ過ぎてしまうなんてこともあるでしょう。そんなときについ手を伸ばしてしまうダイエット食品。「飲めば痩せる!すぐ痩せる!」の声に手を伸ばしてしまうママもいるのでは…。しかし、市販のダイエット食品は、成分の中に赤ちゃんに悪影響を与えるものもあるため授乳中は控えるようにしましょう。

漢方やツボはなるべく専門家に処方してもらう

インターネットやテレビでは痩せたい人に効果的な漢方ツボを紹介されていますよね。しかしこれらを自分で処方すると、誤った効果がでる可能性もあります。特に授乳中のママの場合、母乳の成分に関係するので注意が必要です。専門家に相談してから実行しましょう。

ひつじから一言
この記事では「気をつけましょう」、「注意しましょう」や「控えましょう」の記述が多く、逆にストレスで食べ過ぎたー!なんてこともあるかもしれません…。そういうときは、次の食事を少し減らしたり、カロリーの低い食品を選んでみましょう。赤ちゃんの離乳食を作るついでに大人用の野菜スープを作ってみたり、同じ鶏肉でも脂の多い胸肉よりササミを使ってみたり…無理しない程度に続けてみてください。

前回「妊娠中の体重管理について」以下の記事にまとめてあるので、合わせてお読み下さい。

産後ダイエットの話 ~産後ダイエットは妊娠中からはじまっている!!編~

2016.06.27