子育て中はなかなかママ自身がゆっくり食事を取ることが難しくなります。とくに朝は赤ちゃんの着替えや自分の身支度、洗濯に大忙しでしょう。そんな忙しい朝におすすめのフルーツグラノーラのお話です。栄養失調で倒れないためにも、賢く手軽に朝食から栄養を取りましょう!
シリアルとコーンフレークの違い
シリアルとは?
シリアルは、コーン・小麦・オーツ麦・米(玄米)といった自然の穀類を焼き上げて加工したものを指します。グラノーラはシリアル食品の一つであり、麦などの穀物と、ココナッツなどをシロップや食物油と混ぜ合わせてオーブンで焼いたものを指します。ほんのり甘みがあるのが特徴です。
コーンフレークとは?
一方で、コーンフレークもシリアルの一種とされています。コーンフレークはその名の通りトウモロコシを原料としたシリアルのことを指します。市販のコーンフレークのほとんどは砂糖で甘みを増しているので、子どもの朝食としても人気の1品です。
フルーツグラノーラの魅力
フルーツグラノーラには栄養いっぱい
穀類を多く含むグラノーラには食物繊維や鉄分といった栄養素を気軽に摂取することができます。そしてドライフルーツを一緒に食べることで、1日に不足しがちなビタミン類も同時に摂取することができます。
産後ダイエットのお話でも紹介したように、母乳育児のママは1日に600~800kcalを消費しています。朝食をしっかり食べて、赤ちゃんにも栄養を届けてあげましょう。
たくさんのメーカーから種類が出ている
手軽に朝食が取れることから人気のフルーツグラノーラですが、最近では大手メーカーの他にもプライベートブランドの取り扱いが増えてきました。中にはセブンプレミアムやローソンセレクトなどのコンビニ業界も力を入れています。
たくさん種類があるけど、結局どれも同じじゃないの?と選ぶのが面倒になる人もいると思います。以下では、私がいくつか試した中で個人的なおすすめベスト3を紹介します。
ひつじが選ぶおすすめフルグラ ベスト3
【第1位】カルビーフルグラ

味 | ★★★★★ |
飽きが来ない | ★★★★★ |
栄養 | ★★★★ |
お値段(安さ) | ★★★★★ |
徳用パック | あり(800g) |
第1位のカルビーのフルグラ(フルーツグラノーラ)はイチゴやマンゴーなどのフルーツとグラノーラのバランスが調度よくて、飽きない感じが好きです。
実はレーズンが苦手な私なのですが、カルビーフルグラを食べるようになってから、抵抗無く食べられるようになりました。育児中に必要な鉄分や葉酸・ビタミンも含まれており、栄養が心配なママにもおすすめです。最近は800gの徳用サイズが御用達です。
ちなみに季節ごとに商品のラインナップを変えているので、好きな味を選ぶのも楽しいのですよ。夏はトロピカルフルーツ系、冬はホットグラノーラ系など出しているので、店頭で見かけた際には新しい味も一度は試すようにしています。
【第2位】ケロッグ オールブラン ブランフレーク フルーツミックス

味 | ★★★★ |
飽きが来ない | ★★★★ |
栄養 | ★★★★★ |
お値段(安さ) | ★★★ |
徳用パック | あり(415g) |
次点は「ケロッグのオールブラン・ブランフレーク(フルーツミックス)」です。グラノーラとは少し違うのですがブランフレークが入っていて食べごたえがあり、身体にも良いのシリアルです。
コーンフレークで有名なケロッグはオールブラン・ブランフレークも非常に人気があって力を入れており、フルーツとのバランスもよくおいしく食べられます。
ちなみに、我が家の夫トラさんのナンバーワンはこのブランフレークだそうです。カルビーがなかった時に買ったり、特売の時に買ったりしますが、これも好きな味です。ケロッグのブランフレークにも415gの徳用サイズがあります。
【第3位】日清シスコ ごろっとグラノーラ 充実大豆

味 | ★★★★★ |
飽きが来ない | ★★★★ |
栄養 | ★★★★★ |
お値段(安さ) | ★★★ |
徳用パック | あり(500g) |
レーズンの含まれていないフルーツグラノーラを探した結果出会ったのがこの「ごろっとグラノーラ 充実大豆」でした。上位2つに比べると割高なのですが、その分、食べごたえも合って好きな味でした。
普通の大豆のほかに黒大豆やきなこ、豆乳なども含まれており、名前の通り充実大豆です。いつものフルーツグラノーラの味に飽きたなという時には、ぜひ試してみてください。
とらのおすすめグラノラ

味 | ★★★★★ |
飽きが来ない | ★★★ |
栄養 | ★★★★★ |
お値段(安さ) | ★★★ |
徳用パック | なし(通常タイプ:260g) |


フルーツグラノーラの色々な食べ方
私はよくフルーツグラノーラに牛乳をかけて食べるのですが、毎日同じ食べ方をしていると飽きてしまいますよね。マンネリ化してきた時に試してほしいフルーツグラノーラの食べ方を紹介します。
王道のヨーグルト
個人的には無糖ヨーグルトがおすすめですが、甘めが好きな人ははちみつやオリゴ糖で甘みを足してみるのもいいですね。
オールブランと混ぜる
フルーツグラノーラにオールブランを混ぜて食べると、歯ごたえに変化も出てとても美味しいです。
とらさんは第2位で紹介したブランフレークタイプを成長グラノラと混ぜるのが好きみたいですが、ブランフレークはドライフルーツが入っているので、混ぜるグラノラを選びます。(和風タイプのグラノラだと、ちょっと合わないです。)
細長い形状をしたオリジナルのオールブランタイプであれば、どんなグラノラとも相性が良いですよ。オールブランにも食物繊維が大量に含まれており、1食分(40g)で1日に必要な食物繊維の70%が摂取できる点がセールスポイントのようです。そのおかげか、私もお腹の調子がよくなったように感じます。便秘症の人は、一度試してみてもいいと思います。
フルーツと一緒に
フルーツグラノーラなのにフルーツを足すの?と思うかもしれませんが、フルーツグラノーラに含まれるドライフルーツではなくバナナ・キウイ・ブルーベリーなどの生のフルーツを入れるとまた別の食感が楽しめますよ。
いつもの味を少し変えてみたいという時に、試してみてください。牛乳と合うフルーツが良いですね。ひつじのおすすめはバナナですが、酸味が強いフルーツを好む方はキウイ・ブルーベリーなども良いでしょう。
チアシード
ダイエットに関心がある女性なら一度は耳にしたことがある名前です。海外セレブが愛用したとしてメディアでも取り上げられる機会が増えた「チアシード」は、メキシコなどの南米で栽培されているシソ科サルビア属ミントの一種です。見た目はごまのようですが、食物繊維やアミノ酸といった栄養を豊富に含んでいます。
10倍近い水に浸すとジェル状に膨らむため、腹持ちもいいと評判なんですよ。職場の上司(男性)はダイエットとしても効果があると、息巻いていましたが…。いつものフルーツグラノーラにちょい足しして、栄養を効率よく取りたいときにおすすめです。
チアシードについては、姉妹サイト「のんカフェ」でも詳しく書いています。興味がある方は合わせてご確認ください。
手軽な朝食として「フルグラ」はおすすめ
1日中子育てに追われるママは、1食1食をゆっくり味わう時間がありません。とくに赤ちゃんが小さいうちは、朝も赤ちゃんの泣き声で起こされ自分の朝食も後回しになるでしょう。
実際に朝からフライパンを使って目玉焼きを作るなんてありえない!というぐらい、支度さえも面倒になってきます。そんな忙しくてバタついている朝でも、手軽に朝食が取れるというメリットを紹介したく今回のお話を書きました。同じ悩みを抱えるママのお役に立てたら嬉しいです。
寒い冬はホットで試してみて!
冬の寒い朝は、冷たいミルクやヨーグルトを使ったフルグラは疎遠になりがちです。しかし、身体を冷やさずに食べられる方法があるんですよ。私もたまにやるのですが、電子レンジで温めた豆乳やアーモンドミルク、牛乳にフルグラを入れるんです。結構美味しいので、冬の朝ごはんに迷ったら試してみてください。

もともとレーズン嫌いのひつじさんが見つけてきた「ケロッグ フロスティ 成長応援グラノラ」です。成長応援グラノラは、通常のタイプと違って丸い穀物パフを使ってます。この穀物パフの食感がとてもよく、歯にも付きにくいです。また、味も子供でも食べやすいように甘さと酸味が調整され、クセが少ない食べやすい味に仕上がっています。このグラノラ単体でも美味しいですが、成長応援グラノラを前述の第2位のオールブランと混ぜて食べると、絶妙な食感が生まれて更に美味しいのです。
おまけに、ブランとグラノーラのコンボで栄養もたっぷり!「また食べてるの?」と、日々突っ込まれながら朝食に食べてます。とらの舌が子供レベルだとバレそうですが、ちゃんとわさびがついたお寿司だって食べれますよ。あ、ハンバーグは大好きです。