生後2ヶ月以降に受ける赤ちゃんの予防接種

予防接種のはなし

赤ちゃんが生後2ヶ月になったら、予防接種を受けることができます。こんなに小さいうちから注射を打ってしまって大丈夫なの?と心配なママもいるかもしれません。しかしながら、予防接種を受けることによってまだ免疫力の少ない赤ちゃんにとって本来であれば重症化し入院や生命にかかわる病気を回避することができるので、とても大事なことなのです。それぞれのワクチンは受けることができる期間が決まっているため、事前にスケジュールをしっかりと立てましょう。

予防接種の種類

予防接種のワクチンには自治体が費用を負担する「公費」扱いのものと、自己負担の「自費」扱いのものがあります。自治体から配布される受診票やホームページに記載がありますので一度目を通しておきましょう。また、病院によって同時接種できるワクチンの数が異なるので事前に確認しておくと便利です。

以下では、代表的な赤ちゃんの予防接種の概要と接種回数について書いていきます。

ヒブ

ヒブ(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型:Hib)による感染症を予防する。不活性ワクチン

摂取回数:0歳で3回、1歳で1回(3回目を受けた7ヶ月後に摂取する)

小児用肺炎球菌

肺炎球菌による感染症を予防する。不活性ワクチン

摂取回数:0歳で3回、1歳で1回(3回目を受けた60日後に摂取する)

B型肝炎

B型肝炎を予防する。不活性ワクチン

接種回数:3回

ロタウィルス

食中毒に似た症状を引き起こす病気を予防する。生ワクチン

接種回数:2回または3回

ロタリックス(2回接種)
  • 1回目:生後6週間以降かつ生後20週まで
  • 2回目:生後10週以降かつ生後24週まで
2回目は生後20週を過ぎると受けられなくなります
ロタテック(3回接種)
  • 1回目:生後6週以降かつ生後24週まで
  • 2回目:生後10週以降かつ生後28週まで
  • 3回目:生後14週以降かつ生後32週まで
ロタリックスと同様、2回目と3回目の期日を1日でも過ぎたら受ける事ができなくなります。

四種混合

ジブテリア・百日せき・破傷風・ポリオを予防する。不活性ワクチン

接種回数:0歳で3回、1歳で1回(3回目を受けた約1年後に摂取する)

BCG

結核菌による感染を予防する。生ワクチン

接種回数:1回

生ワクチンと不活性ワクチンとは
生ワクチンは生きた細菌やウィルスの毒性を弱めたものを摂取し、その病気にかかった状態と同じように免疫をつけようとする働きを持っています。生ワクチン接種後、4週間あけなければ別の予防接種を受けることができません。不活性ワクチンは、細菌やウィルスを殺し毒性をなくして作られています。言い換えると、免疫をつけるために人間の体に悪影響が出ないよう必要な成分だけ取り出してワクチン化しているということです。不活性ワクチンは接種後1週間あければ、別の予防接種を受けることができます。

予防接種のスケジュール

こんなに種類と回数があると、どの予防接種を・どうやって・いつ受ければ良いのか混乱するママも多いのではないでしょうか。0歳の期間に受ける予防接種の例を挙げてみたので参考にしてみてください。全体的に、余裕を持って早めに受ける場合のスケジュール例を記載しています。赤ちゃんの予防接種は最も早くて生後2ヶ月から生後6ヶ月の間に摂取すると覚えておいてください。

0歳時の予防接種スケジュール例

生後2ヶ月

以下の4つのワクチンは、満2ヶ月になった日からで受けることができます。

  • ヒブ1回目
  • 小児用肺炎球菌1回目
  • B型肝炎1回目
  • ロタウィルス1回目

生後3ヶ月

2ヶ月時に摂取したワクチンのそれぞれ4週間以後に受けます。

  • ヒブ2回目
  • 小児用肺炎球菌2回目
  • B型肝炎2回目
  • ロタウィルス2回目
  • 四種混合1回目

生後4ヶ月

3ヶ月時に摂取したワクチンのそれぞれ4週間以後に受けます。

  • ヒブ3回目
  • 小児用肺炎球菌3回目
  • ロタウィルス3回目
  • 四種混合2回目

生後5か月

4ヶ月時に四種混合ワクチンを受けた4週間後に3回目を受けます。BCGは6ヶ月健診の際に受ける赤ちゃんも多いようです。

  • 四種混合3回目
  • BCG 1回

生後6ヶ月

3ヶ月の時に摂取したB型肝炎ワクチンを受けた2ヶ月後に、3回目を受けます。

  • B型肝炎3回目

以上で、最初に紹介した全ての予防接種を受けることができます。

赤ちゃん専用スケジュールを作ってくれるサービス

予防接種お役立ちコンテンツとして、ジャパンワクチン株式会社のラブベビ.jpというサイトがWEB上で自分の赤ちゃん専用のワクチン接種スケジュール表を作れるサービスを提供しています。生年月日を入れるだけでワクチンの摂取スケジュールが分かるので、とても便利ですよ。以下の画像は、2016年5月17日を誕生日にして作成したワクチンスケジュール表の例です。

ワクチン接種スケジュール表(誕生日:2016年5月17日)

ワクチン接種スケジュール表
(誕生日:2016年5月17日)

赤ちゃんの体調に合わせてスケジュールは柔軟に

スケジュールの途中で赤ちゃんが発熱や体調を崩してしまうと、しばらくの間は予防接種を受けることができなくなります。その場合は、大変ですが、その都度スケジュールを立て直してください。ロタ以外は打つ期間に猶予があるので、病院とも相談した上で受けるようにしましょう。

1歳過ぎの予防接種については、下記にまとめているので合わせてご覧ください。

1歳を迎えた赤ちゃんが受ける予防接種

2016.09.07
ひつじから一言
赤ちゃんはまだ自分で自分の身体を守ることがてきません。ママやパパは予防接種の予約をしたり病院に連れて行ったりと大変ですが、赤ちゃんを守るためにも大人がしっかり対応しましょう。