ジェル歯磨きで虫歯を防ぐ!1歳を過ぎてからの乳歯ケア

赤ちゃんの乳歯ケア

1歳を過ぎたあたりから、下の歯も上の歯も4本ずつ生えそろう赤ちゃんが増えてきます。もちろん個人差があり、上下8本生えていない赤ちゃんもご安心ください。今回は、娘が1歳を過ぎで自治体の歯科検診に行ったこともあり、歯が生えそろう時期の赤ちゃんのハミガキについてまとめました。

今回のお話は以前に紹介した「赤ちゃんの歯とはじめてのハミガキについての話」の続編です。新生児〜1歳までのハミガキについては、以下も合わせてご覧ください。

赤ちゃんの歯とはじめてのハミガキについての話

2016.06.20

ハミガキケアは歯が生え始めたら

赤ちゃんの乳歯が生え始める6ヶ月頃から、ハミガキケアを始めます。一番最初はブラシタイプではなく、噛んでも痛くないゴムタイプを選んでおくと後々ブラシへの以降も楽になります。この頃はよだれによって、口の中のケアができているので、無理矢理磨かなくても大丈夫です。1歳ごろになると歯が4本ずつ生えはじめるので、その頃から仕上げようの歯ブラシやジェルを使ったケアを始めましょう。1歳半頃には上下6本ずつ、2歳半頃にはすべての乳歯が生えてきます。早いうちからしっかりとお口のケアをすることで、将来的な虫歯の予防につながります

歯ブラシの選び方

1歳頃からは離乳食や間食によって、歯の間に汚れがたまりやすくなるので赤ちゃん用の歯ブラシでしっかりママが仕上げをします。下記では赤ちゃんの仕上げよう歯ブラシについて選ぶポイントをまとめました。

  • 柔らかい毛を使っている
  • 毛が密集している
  • 毛先がフラットになっている

赤ちゃんの歯は大人と比べるとまだ柔らかいため、大人用の歯ブラシを使うことはNGです。赤ちゃんコーナーに売っているブラシタイプであればほとんど問題なく使えますよ。また、磨く時は1本ずつ磨くのでママにとっての持ちやすさも大切です。ママが仕上げしやすいように斜めになった仕上げみがき用の歯ブラシも販売されています。

歯磨き粉はジェルタイプを

自分で口をゆすげない赤ちゃんのために、ジェル歯磨き(ジェルタイプの歯磨き粉)が販売されています。赤ちゃん用のジェルは、誤って飲んでも人体に影響がないように、研磨剤や発泡剤が含まれていません。子どもに人気のイチゴ味やブドウ味といった味がついているのが特徴です。ちなみに娘の愛用はイチゴ味です。保健所の歯科検診での指導では、フッ素(フッ化ナトリウム)が含まれた物を選ぶように指導がありました。これは、フッ素の効果により歯の再石灰化を促進し、歯質を強化して虫歯を予防するためです。

食品レベルの原材料で作られた1つ上のジェル歯磨き

赤ちゃん用の無添加ベビーソープで有名な「Dolci Bolle」ブランドでは、無添加成分にこだわったジェルハミガキ「ベビートゥースペーストジェル」が発売されています。さすが Dolci Bolle と言いますか、安心・安全な成分にはかなりこだわっていて、良質な水と食品と同等の成分で作られています。但し、注意点としてこのジェルハミガキには「フッ素」は含まれていません。フッ素は歯を強くする成分として有名ですが、口をしっかりゆすげずに赤ちゃんが飲み込んでしまう恐れがあるので、ベビートゥースペーストジェルではあえて含んでいないそうです。歯科検診での指導とは異なりますが、ここはパパ・ママの考え方次第かもしれません。

虫歯を防ぐ!保健所直伝の磨き方

まず、赤ちゃんの歯を磨く前にママの手を清潔にします。(ママの手が汚いと、赤ちゃんの口に汚れが入ってしまうので要注意です。)ジェルを付けずに歯ブラシだけで歯を磨き、そのあとに少量のジェルで再び磨きます。すすぎができない赤ちゃんのために、磨いた後はガーゼなどの柔らかい布で拭き取ってあげます。1本ずつ丁寧に磨いてあげましょう。

夜中の授乳は虫歯になりやすい

日本小児歯科学会でも取り上げられているように、歯が生えそろってからの寝かしつけ時に授乳をすると、虫歯のリスクが高まります。赤ちゃんが母乳を飲んでいるとき、おっぱいと赤ちゃんの歯の位置から、上の前歯のあたりに母乳が溜まりやすくなります。昼間のうちは唾液によって清潔に保てますが、睡眠中は唾液の分泌量が半分以下になるため、母乳がこびりついたままの状態になります。その状態が長い間続くと、汚れとして歯にこびりつき虫歯の原因を作ってしまうのです。

ハミガキケアは家族で考える

大人の口の中にいる虫歯菌(ミュータンス菌など)が赤ちゃんの口内に入ると、高い確率で将来虫歯になります。乳歯はやがて生え変わるから問題ないと思うかもしれませんが、すべてが一気に生え変わるわけではありません。虫歯菌がいる口内に生えてくる永久歯も、やがて虫歯になる可能性が高いのです。赤ちゃんにキスしたり口移しで物をあげない、食事の後はハミガキの習慣を作るといったことを家族全員で考える必要があります。

ひつじから一言
歯が生え始めた頃からハミガキの習慣をつけることで、虫歯のリスクはだいぶ低くなります。また、家族の理解も大切です。可愛い赤ちゃんにチュウしたくなる気持ちは親としてすごくわかりますが、そこは我慢してください。娘の場合はキスしたくなるほど可愛いということでおじいちゃんたちをメロメロにしていますが、「将来虫歯になったら治療費を払ってもらう」という母の一言によりキスを防止しています。