寝返り、ズリバイ、ハイハイ、つかまり立ち、つたい歩き…そして立って、歩きまわって…動き始めた赤ちゃんはいろんな行動ができるようになります。新生児の頃から使っていたおもちゃにも飽き始め、大人が使っているスマートフォンやテレビのリモコンなどに興味を示しだします。今回は、動きまわる赤ちゃんにおすすめのおもちゃについて紹介します。これから赤ちゃんのおもちゃを買い足そうとしているママに参考にしてもらえたら嬉しいです。
動き回る赤ちゃんにおすすめのおもちゃいろいろ
ボタンを押して光る・音が出るおもちゃ
赤ちゃんの指でも簡単に押せるボタンがついたおもちゃであれば、飽きっぽい子でも数分は間が持ちます。とくにパパやママが使っているスマートフォンなどに興味を持っている赤ちゃんであれば、その効果は高いと思います。うちの娘も、下記で紹介しているおもちゃ類を使って一人遊びができるようになりました。
知育絵本
ボタンを押すと光って音楽がでる知育絵本は、親子でも楽しめますよ。月齢によって遊び方を選べる本もあるので、赤ちゃんの成長によって遊び方を変えてあげましょう。赤ちゃんは大人が使っている姿を見て、ここを押すと音が出ると学んでいきます。
リモコン・スマートフォンのおもちゃ
夫の母が買ってくれたおもちゃに、テレビのリモコンを子供用にアレンジしたおもちゃがあります。ボタンを押すと、光って音楽もなります。娘の場合、飽きるまで数分は持ちますが、その後はテレビのリモコンをよこせと近寄ってきます。スマートフォンバージョンは私の父が買ってくれて、こちらも愛用しています。お出かけの時にも持ち運びやすいのでおすすめです。
マジックテープ付きのおままごと用おもちゃ
おままごと用の野菜やフルーツには、マジックテープがついています。おすわりして手先が動かせるようになった赤ちゃんは、自分で引剥して楽しそうに遊びます。赤ちゃんの力でも簡単に剥がせるのがマジックテープ付きおもちゃの良いところですし、成長したらおままごとグッズとしても使えるので捨てる必要もありません。

甥っ子の場合は、ひたすら剥がし続けたものをママがくっつけ続け、それを繰り返して遊ぶのが日課になっていたようです。100円ショップのおもちゃコーナーで売っているので、低コストで何種類か用意できるところもいいですね。
転がるおもちゃ
オーボール
ズリバイやハイハイができるようになった赤ちゃんの前で転がしてあげると、追いかけるしぐさをしたり、自分で転がそうとしたりします。歩くようになった赤ちゃんと一緒に遊ぶ時は、転がしたり軽く投げたりして遊ぶ事ができますよ。
バランスボール
最初は寝かしつけに使っていたバランスボールですが、おすわりできるようになった時は向い合って転がし合っていました。歩けるようになってからは追いかけ回したり、自分で持ち運んだりと楽しそうに動き回っています。
我が家で購入した赤ちゃんも遊べる小さなバランスボールについては、以下で夫のとらが詳しく書いています。
手先を動かせるおもちゃ
ルーピング
指先を思うように動かせるようになった赤ちゃんには、ルーピングがおすすめです。手でビーズを動かし、目で追ったりと楽しそうです。娘も私が皮膚科に通院していた時のキッズルームにおいてあったルーピングで遊んでいました。購入するとなるとコストや置き場所がネックだったので、児童館や支援センターにも置いてあるものを使わせてもらっています。
仕掛けのある絵本
赤ちゃん自身が自分でめくったりする仕掛けのある絵本は、1歳前からも読み聞かせできますし、その後も自分で一人遊びをする時に呼んだりします。隠れた部分から何かがでてきたり、ページをめくると飛び出してきたり…いろんな仕掛けのある絵本は赤ちゃんを楽しませてくれます。
出費が気になるママは…
おもちゃの購入はちょっと待って…
買い物に行って、子ども用品やおもちゃを見ていると「子どもに遊ばせたい!」というものを見つけることでしょう。中には高額なものももちろんあります。気になるおもちゃを買っても、興味を示してくれなくて結局飾るだけ…ということもあります。おもちゃをたくさん購入するとお金もかかってしまう場所もなくなると心配なママは大勢いると思います。そんな時は、パパやママと触れ合える遊びや、家にあるものを上手く使って遊んでみるのがおすすめです。
身近なものをおもちゃとして使う
使用していないプラスチックの食器や紙コップ・紙皿をおままごとに使ったりもできます。夫が外出時にコーヒーなどを入れて使用している紙コップは、置き場所が娘にバレて以来、おもちゃとして恰好の餌食になっています。おままごと用の食器も販売されているので、家の食器を使わせたくない場合にはそちらを購入してくださいね。
子供と一緒に楽しく遊ぶ
子どもと一緒の時は子どもに注目…
子どもと一緒に遊んでいる時、つい目を盗んでスマートフォンなどをいじったりすることはありませんか?私もたまに触ってしまうのですが、子どもによっては自分と遊んでいるのがつまらないの?と不安になる子もいるようです。興味をもって奪うような娘のような子ももちろんいます。この時期は、パパやママと一緒に遊ぶこと自体が楽しいという子がほとんどのようです。一緒に遊べるときは、子供に注目して一緒に遊んであげてください。
児童館のおもちゃを試してみる
赤ちゃんのおもちゃを買おうとすると、結構コストと置き場所がかかるものです。とは言え、飽きてしまったからすぐに新しいおもちゃを…というわけにはいきません。我が家でもそうですが、最初は児童館や子育で支援センターに連れて行き、どんなおもちゃに興味を持つのかを試します。赤ちゃんの性格によって、車やボールのような動くおもちゃが好きだったり、つみ木やおままごのお皿に興味を持ったり様々です。気に入ったものを少しずつ探しす作業も、赤ちゃんにとっては楽しいのです。お金や場所をかけずに楽しみを見つけるのも一つの手です。
動き回る赤ちゃんはやけどに注意!
つかまり立ちが始まった頃から気をつけたいのが赤ちゃんのやけどです。なんでも触りたい赤ちゃんは、大人が操作しているものに興味をしめします。例えば、ガスコンロのスイッチに手を触れたり、炊飯器の蒸気を触ろうとしたり、テーブルのお皿に触ろうとしたり…。目を離した隙に、フライパンの油がはねて赤ちゃんにかかってしまうことや、お皿に入った熱々の料理に手をいれようとしてやけどになってしまったというケースを耳にします。
万が一赤ちゃんがやけどをしたら、すぐに蛇口から水を出して冷やしましょう。しばらく流水で冷やした後、早めに皮膚科か小児科を受診してください。火傷の範囲が広い場合は、お風呂場に連れて行きシャワーで冷やします。その後はすぐに総合病院など大きい病院へ行きましょう。赤ちゃんの遊び場の1つにキッチンがはいっているかもしれませんが、事故を防ぐためにも、動きまわるようになったら近寄らせないことをおすすめします。ベビーゲートなどで赤ちゃんが入れないようにするのも、おすすめの方法の一つです。
動き回る赤ちゃんのケガ防止対策については、以下のお話で紹介しています。
