赤ちゃんとしゃっくりの話

赤ちゃんとしゃっくりの話

今回は大人もやっかいなしゃっくりの話です。「ヒック、ヒック」赤ちゃんがいきなりしゃっくりし出したけど大丈夫なの?しかも全然止まらないんだけど…と心配になるかもしれません。娘も月齢が小さい時から、いつの間にかしゃっくりしていました。

そもそもしゃっくりって?

大人も子どもも誰でも経験する

しゃっくりは、お腹の中にある横隔膜という筋肉がけいれんすることによって起こります。原因は様々ですが、自然におさまる場合がほとんどです。横隔膜のけいれんは突然起きたりするので、事前の予防策などはとくにありません。大人の場合は、辛いものやお酒を飲んだ時に起こりやすい人もいるようです。刺激物である香辛料やアルコールが、横隔膜に連動する周囲の筋肉を刺激してしゃっくりを引き起こすと考えられています。

しゃっくりにも種類がある

  • 中枢性しゃっくり

中枢神経が刺激されることによって起こります。中枢神経は脳や脊髄といった神経系を含んでいます。アルコールを頻繁に飲んでしまう中毒や、脳に病気がある脳梗塞・脳腫瘍の人がこの中枢性しゃっくりを引き起こしやすいと言われています。

  • 末梢性しゃっくり

肺や肝臓と行った横隔膜に近い臓器が炎症を起こしたとき、その刺激が影響して横隔膜が痙攣すると考えられています。大人の場合、肺炎・肺がん・肝臓がん・胃がん・食道がんといった病気を発症している場合があります。

  • 横隔膜刺激性しゃっくり

横隔膜に関係している部分がなんらかの疾患を持ち、それが横隔膜を刺激してしゃっくりを起こします。大人の場合、胃炎・胃がん・食道がんなど消化器の疾患を引き起こしやすいようです。

  • 消化器刺激性しゃっくり

よく噛まないで食べ物を飲み込んだり、一気にかきこむと急にしゃっくりが出ることがあるかもしれません。これは、急いで食事をすることで身体の消化気管にストレスを与えてしまい、結果しゃっくりを引き起こす原因になるからです。

赤ちゃんのしゃっくり

赤ちゃんがよくしゃっくりをするのはなぜ?

赤ちゃんはまだ身体が未発達のため、ちょっとしたことがきっかけになりしゃっくりを引き起こします。生まれたての赤ちゃんはしょっちゅうしゃっくりをするので、ママもびっくりしますよね。これは、生まれたての赤ちゃんはまだ横隔膜が未発達のため、いろんなことから刺激を受けやすいと考えられています。大人のように、病気や疾患によってしゃっくりが起こるということはありません。

しゃっくりしながら笑っている赤ちゃんもいるので、みんながみんなつらいというわけではありません。止まらなくてもそれほど心配する必要はありません。むしろ、しゃっくりして当たり前と構えていたほうがパパもママも楽だと思います。

赤ちゃんがしゃっくりになる原因

赤ちゃんがしゃっくりをする原因には、下記のいくつかが当てはまると考えられています。

授乳や食事

授乳や離乳食などの食事によって、赤ちゃんのお腹が刺激されてしゃっくりが起こります。母乳(ミルク)が体内に入ることで、消化器官である胃や腸が反応し、結果的に横隔膜に刺激を与えるようです。

体温の変化

オシッコをした後、オムツが濡れることによって体温が下がり、しゃっくりを引き起こします。これはお尻の肌が温度差を感じ取り、脳に伝達することで起こると考えられます。

気温の変化

外出から帰ったり、お店の中に入ったりと入った時にしゃっくりになる赤ちゃんもいます。室内外の気温の変化により、刺激を受けてしゃっくりになるようです。

しゃっくりの止め方

一般的に大人であれば息を止めたり水を飲むといった処置が自分で取れますが、赤ちゃんはまだ自分でしゃっくりを止めることが出来ません。中には驚かせてしゃっくりを止めるという方法も聞きますが、赤ちゃんには少々刺激が強すぎます。下記では症状別のしゃっくりを緩和させる方法を紹介するので、試してみてください。

授乳や離乳食が原因の時

赤ちゃんの背中をトントン叩きゲップをさせてあげると収まると言われています。

オムツが原因の時

オムツが濡れて体温が下がり、しゃっくりが出ているのであれば交換してあげましょう。しばらくすると自然にしゃっくりが止まります。

麦茶や白湯を飲ませる

オムツか原因でなく、しゃっくりが出た時は麦茶や白湯を飲ませます。しゃっくりが止まらない場合もありますが、落ち着きやすくなると言われています。

背中をさする

娘のしゃっくりが止まらなくて苦しそうな時には、抱きかかえて背中をさすってあげると次第に落ち着いてきました。少し寒い時にはバスタオルで包んであげたり身体を温めて背中をさすってあげると、しゃっくりが止まりやすいみたいです。

胎児もしゃっくりする

赤ちゃんはママのお腹の中にいる時からしゃっくりをしています。普通胎動はポコッポコッと不規則な動きを感じますが、しゃっくりの場合にはヒクヒクヒクと引きつったような動きを感じます。赤ちゃんの呼吸器系や肺ができ始める妊娠中期以降に感じるママが多いようですよ。これは、羊水の中にいる胎児の鼻や喉に固形物が詰まってしまった時に、しゃっくりによって異物を取り出せるようにとしゃっくりを起こしています。新生児の赤ちゃんが1日に何回もしゃっくりをしている姿を見かけるのは、胎児の頃のしゃっくりが影響しているようです。

ひつじから一言
娘も生まれたばかりの頃からよくしゃっくりをしていました。最初はどうしたらいいんだろうかオロオロすることも多かったのですが、慣れてくると「またしゃっくりしてるのね~」と気楽に構えるようになりました。泣きながらしゃっくりしている時は、おっぱいをあげたり背中をさすると自然に止まっていたので、最近では機嫌の良し悪しによって対応を変えています。