離乳食のステップアップ「2回食」

離乳食のステップアップ「2回食」

離乳食を始めて1〜2ヶ月経ち赤ちゃんも食べることに慣れてきたら、食べる回数を1日2回に増やします。これを「2回食」と呼びます。また、この時期の離乳食のことを「離乳食中期」として育児書や各メディアで取り扱っています。基本的に量は1回目と同じ量にし、時間も毎日決まった時間を心がけるようにましょう。今回は、2回食になった頃の離乳食について書きます。時間や量、食事の柔らかさ、食べられる食材、逆に食べさせてはいけない食材など、様々な観点から説明します。

2回食の頃の離乳食

この頃の離乳食についての疑問やポイントなどをまとめました。実際に保健相談所のスタッフさんから聞いた話や、栄養士さんの話も参考にしています。

離乳食をあげる時間

多くのママは2回目の離乳食を午後2時や午後6時といった時間帯にあげているようです。前の食事から3〜4時間以上空けることで赤ちゃんが空腹感を覚え、食べやすくするためと言われています。我が家は昼間はお出掛けする機会が多いため、2回目の離乳食は夕方6時頃に大人と一緒に食べるようにしています。

食事の量について

離乳食の食べる量は赤ちゃんによって様々です。離乳食に関する本やサイトでは下記の分量を目安としています。

  • 穀類(おかゆなど):50〜80g
  • 野菜またはフルーツ:20〜30g
  • 魚、肉など:10〜15g
  • 豆腐:30〜40g
  • 乳製品:50〜70g

食材の柔らかさ

おかゆは5〜7倍がゆ、野菜は舌でつぶせる柔らかさに

5倍がゆとは、米と水が1:5の割合で作るおかゆです。野菜は豆腐程度の舌でつぶせる柔らかさにしましょう。大きさは2~3mm程度だと赤ちゃんも食べやすいですよ。丸飲みするのではなく、舌でつぶして食べることを覚えさせるイメージです。ウンチの中に野菜がそのまま出てきても、下痢便でなければ問題ありません。月齢が進み消化・吸収力がつくと、そのまま出てくることは減ってくるので安心してください。

食べられる食材

以下、「2回食」になった頃に食べさせてOKな食材について書いていきます。

穀類

お米、食パン、ジャガイモ、さつま芋、麺(うどん、そうめん、マカロニ、パスタ)

小麦は要注意!
小麦を使った食材はアレルギーを起こしやすいのでなるべく月齢が進んでからあげましょう。

野菜

かぼちゃ、トマト、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、ピーマン、キャベツ、白菜、レタス、きゅうり、さやえんどう、さやいんげん、なす、大根、かぶ、玉ねぎ、ネギ、人参

冷凍野菜は強い味方
スーパーで売っている冷凍野菜は離乳食としても大人用としても使えるので便利ですよ。

たんぱく質

白身魚(シラス、たら、鯛)、鮭、ノンオイルツナ缶、ささみ肉、豆腐、高野豆腐、ひき割り納豆

添加物が多い食品はNG
ハムやソーセージは添加物が含まれているため、この時期はまだ食べさせないようにしましょう。

その他

プレーンヨーグルト、わかめ など

新しい食材はひと匙ずつ

1回食の時と同じように、新しい食材は午前中にひと匙ずつ試すようにしましょう。ちなみに便秘気味のときにヨーグルトを試したら効果ありでした!離乳食をはじめたばかりの「1回食」の頃についてはこちらをご覧ください。

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なかなか進まない時は…

味付けを変えてあげると食べやすいみたいですよ。すりゴマや粉末ワカメ、鰹出汁で味付けすると赤ちゃんの舌にも合うようで食べてくれました。しかし、食べない時は何をしても食べてくれません。娘は普段から小食で、とくに機嫌が悪く眠いときには一切受けつけず、口を開こうともしませんでした。これが本当に面倒ではやく片付けたくてイライラして無理矢理食べさせようとする私に、夫は「もう良いんじゃないの〜?」と軽く口を挟むので、イライラして「じゃぁお前がやれ!」と押し付けたものです。笑

いつまでもイライラしながら与えても赤ちゃんにもママ自身にも、そして一応パパにも影響が出るので早めに切り上げましょう。ちなみにこのやりとりは、夫のとらさんが書いたお話でも紹介しています。

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まだ食べさせてはいけない要注意な食材

穀類の小麦や、たんぱく質の中でも添加物の多いハム・ソーセージは食べさせてはいけないことは前述の通りですが、他にも、まだこの時期に食べさせてはいけない要注意食材があります。

はちみつは1歳を過ぎてから!

まだ免疫力の弱い赤ちゃんははちみつに含まれる「ボツリヌス菌」を摂取すると「乳児ボツリヌス症」を発症してしまいます。これにかかると、次第に元気がなくなり母乳やミルクを飲む力も弱くなり、便秘などの症状がでます。この後、神経麻痺になり、呼吸器の神経を麻痺させて無呼吸状態に陥いる危険性があります。甘くて食べやすそうといってむやみにあげないようにしましょう。

みりんにはアルコールが含まれているので極力使わない

アルコールが入っているので、基本は使わないようにしましょう。使用した場合は、アルコール分をしっかり加熱してとばしてから使いましょう。

甲殻類はアレルギーが出やすい

カキ、エビ、カニ、ホタテなどの甲殻類はアレルギーの心配があり、アナフィラキシーショックを起こすこともあります。離乳食期には与えないようにしましょう。

おやつはあげても良い?
食べむらが出るので、間におやつなどで補給するママもいるようです。家庭ではさつまいもを蒸かしたりリンゴをすりおろして食べさせるママも多いです。赤ちゃん用のおせんべいなどは生後6〜7ヶ月頃から食べられるものが多く、手づかみで食べる練習にもなりますよ。ただし砂糖が入っているものが多いので、あげすぎに注意しましょう。娘には野菜粉末や鉄分・カルシウム入りの米粉せんべいをあげていました。

離乳食の補助として食べさせたいおやつについてはこちらでまとめています。

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ひつじから一言
育児の登竜門であり難問とも言われる離乳食、進め方は赤ちゃん次第です。うちの子は本当に食べない…どうしよう…と不安なママも多いと思います。そんな時は近くの保健所や小児科などで行われている離乳食相談を積極的に利用しましょう。アドバイスはもちろん、話を聞いてもらうと気持ち的にも楽になりますよ。

もう少し進んで(生後9ヶ月頃〜11ヶ月頃)離乳食を1日3回にする3回食の話については、以下の記事で書いています。

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