1歳半になると、自治体や保健センターから1歳6ヶ月健診(正確には1歳6か月児健康診査)を受診するようにお知らせが届きます。身体測定を中心とした内科と歯の健康をチェックする歯科に分かれます。1歳6ヶ月健診では内科と歯科でそれぞれどんなことをチェックするのかなどについてまとめました。
1歳6か月児健康検査(内科)について
母子健康法によって定められた乳児健康検査の1つであり、費用は自治体負担になります。今までじゆうきママでも月齢によって乳児健診について触れてきましたが、乳児健診の時期としては1ヶ月、3~4ヶ月、6~7ヶ月、9~10ヶ月、12ヶ月、1歳半、2歳、3歳とされています。検査費用は各自負担や自治体負担のケースがあります。私の住んでいる地区は、12ヶ月健診は自費だったので受けませんでした。
事前に受診票が配られる
健康検査の案内とともに、受診票が同封されていました。そのなかに予防接種の接種歴や普段の生活の様子、食事や睡眠についての記入欄がありました。子どもの様子を記入する欄には質問が複数あり「はい・いいえ」形式で回答します。
> 質問の一例…
- 支えなしであるくことができるか
- つみ木やブロックを重ねることができるか
- 名前を呼ぶと振り向くか
- 意味のある単語を3つ以上話すか
- 家族の言葉やしぐさを真似るか
- 子育てに不安があるか
など合計19個の質問がありました。
おそらくですが検査中はこどもが泣いて検査や問診どころではないので、受診票にこういった質問をのせてあらかじめ回答しておくようになったのかもしれません。。。
持ち物
忘れてはいけないのが事前に配布された受診票と母子手帳です。他には診察券、保険証、乳児医療証も持っていきましょう。
検査の項目は?
身体測定(体重・身長・胸囲・頭囲)
このときに肥満・痩せを判断するカウブ指数が、標準よりも多かったり少なかったりすると医師からの指導があるようです。
3ヶ月から5歳までの乳児や幼児に対して使われる肥満ややせを判断する指数です。大人でいうBMIと同じ計算式で求められます。計算式は体重[kg] ÷ 身長[m]2なので、体重9.7kg・身長77.5cmの幼児の場合はカウブ指数は16.1となり、標準と判断されます。
1歳半の子どものカウブ指数の判断基準
- 14未満:やせすぎ
- 14 ~ 15未満:やせぎみ
- 15 ~ 17未満:普通
- 17 ~ 19未満:太りぎみ
- 19以上:太りすぎ
聴診
心音に異変がないか、呼吸器系もチェックします。
問診
普段の生活で不安なことなどがあれば、このときに相談しましょう。

一歳半健診終了!9.7kg、77.5㎝でどちらも平均ど真ん中。
身体測定の時点でもう号泣しだしたから、検査どころではなく問診だけで終了。最後に四種混合の追加も打ってきたから最後怒号みたいになってた(ノω・、)— 黄色いひつじ (@kiirosheep) March 24, 2017
歯科について
1歳半健診のもう一つの検査が歯科健診です。自治体と提携している小児歯科対応の歯医者さんで受診します。内科と同じく事前に受診票が配られ、質問に回答します。
> 質問の一例…
- ハミガキをしていますか
- 寝る前に母乳または哺乳瓶でミルクを飲みますか
- ジュース・乳酸菌飲料・スポーツドリンク等の甘いものをどのくらい飲みますか
- アメ・チョコ・ガム・アイスなどの甘いお菓子をどのくらい食べますか
大人と同様、甘いものを食べる機会が多いとこの時期の子どもも虫歯になりやすくなります。また、ハミガキを怠って歯が汚れたまま寝てしまうと虫歯のリスクが高まります。
持ち物
内科の時同様、事前に配られた受診票・母子手帳・診察券を持っていきましょう。
検査の項目は?
口の中をみて、歯の汚れがあるか・歯の状態はどうかなどをチェックします。ただでさえ慣れない歯医者に来ているのに、手足を抑えられて口の中をチェックするのはこどもにとって拷問に近いのか、娘は始終泣いていました。それでも歯医者さんは手慣れたもので、数分でチェックが終わりました。

そして今日の歯科検診は異常なし!すごく抵抗してめちゃくちゃ泣いたけど😵💦
嫌がっても諦めないでハミガキ続けている母の苦労が報われた…!— 黄色いひつじ (@kiirosheep) March 22, 2017
家庭での乳歯ケアなどについてはこちらのお話をご覧ください。